2018年2月10日土曜日

ついに実現!精神障がい者運賃割引

地下鉄と市電の「障がい者運賃割引制度」の対象に
精神障がい者も加えることが、
ようやく実現することになりました。
共産党市議団は2012年から議会で取り上げてきました。
札幌市は当初、
「バス事業者と同時に実施するのが望ましい」と、
バスが割引を実施しないことを理由にしました。
障がい者のみなさんは、
「せめて地下鉄と市電だけでも実施してほしい」と、
市の先行実施を求めました。
すると市は、「保健福祉局で実施すべき」、
「交通局の所管だ」と担当局を押し付けあい、
ようやく交通局の範疇だと決まると、
「バスへの乗り継ぎ割引ができないことの理解を得ることに
課題がある」と
割引切符の販売方法の煩雑さを理由にしました。
共産党市議団は、

「どこに実施できない理由があるのか、
『切符販売でもいい』と当事者が言っている」と
直近でも取り上げ、
2月2日、市長が記者会見で
「2019年4月から実施する」と明言したのです。

精神障がい者のみなさんの粘り強い運動に頭が下がります。

とてもうれしく、心に残る「要求実現」のひとつになりました。

2018年1月29日月曜日

再生可能エネルギー開発

札幌市の「ものづくり開発推進事業」、
「環境・エネルギー技術開発支援事業」の
補助金を使って開発した「成果発表会」を
聞きに行きました。

「樹脂系固形燃料ハイブリットボイラーの商品化」は、
発泡スチロールをペレット化(円柱形に固めたもの)し、
古紙と廃プラのペレットや木質ペレットより
熱量の多い燃料にする技術開発でした。
「地中熱ヒートポンプ暖冷房の実用化」は、
家の建て替えなどの際に
取り入れることができそうなもので、注目しました。
建築の際の基礎工事で杭を5本、
地下10メートルまで打ち込んで
地中熱を採れるようにします。
1本だと50メートル掘らなければなりませんでしたが
それを5本にして掘削コストを低減させたこともポイントです。
地中熱ヒートポンプと空気熱ヒートポンプを
組み合わせて連動させ、
再生可能エネルギーによる
高効率暖房を実現したものでした。

再生可能エネルギーの開発や普及は、

原発ゼロ、経済循環、中小企業支援など、
市民の願いに応える事業として、
重要な分野だと思います。
もっと政策的な提案ができる力をつけるため、
深めていきたいテーマです。

2018年1月22日月曜日

都心アクセス道路3 -根拠乏しい効果

札幌市は、都心アクセス道路の
「期待される効果」について、
次のように説明しています。

「創成川通の死傷事故率は全道平均の約6倍」(市の説明)
→ 事実ですが、国道36号線が最も高いのです。
「平均の6倍」を強調するだけの表現に騙されないでください。

「救急搬送時間短縮による救命率の向上」(市の説明)
→ 消防関係者はこう言っています。
「何かあっても迂回が可能な一般道を使い、
高架や地下構造の高規格道路は、
都心部ではほとんど使わない」。
また、救急搬送で受け入れの多い
「札幌東徳洲会病院」や「勤医協中央病院」は、
都心ではなく、新道沿いにあります。

「石狩湾新港との連携強化で物流の信頼性向上」(市の説明)
→  石狩湾新港で取り扱う貨物は、
液化天然ガス、木材チップ、石油製品などが9割で、
それらは大谷地、東雁来、江別などに運ばれるもので、
都心部には運ばれません。
議会でこのことを追及すると答弁不能になりました。

混雑・渋滞を言うなら、除排雪の徹底を
救急搬送を言うなら、救急体制の強化を
観光客をふやしたいなら、歩いて回れる魅力的な札幌市街を
都心部への乗り入れは公共交通機関を利用しましょう

2018年1月15日月曜日

都心アクセス道路2― 渋滞していないのに渋滞を強調

札幌市は、
「札幌都心部と高速道路とのアクセス強化を図るため」として、
その課題解決方策を検討するための「検討会」を、
国、北海道とともに設置しました。

「都心部は交通量が多く連続的に混雑が発生し、
事故危険区間が複数存在する。」
「北34条交差点は渋滞および事故の課題が多い。」
「慢性的な渋滞が発生」
など、ことさらに渋滞を強調しています。

しかし、札幌市が2014年に行った
「交通量 混雑度調査」では、
都心アクセス道路の建設を予定している
創成川通の混雑度は0.87と、
4段階ある混雑度の中で
最低ランクの「混雑度1.0未満」でした。
(混雑度とは、道路の混雑の程度を示す指標で、
道路の交通量を交通容量(設計交通量)で除したもの。
混雑度には4つのランクがあり、
1.0未満、1.0~1.25、1.25~1.75、1.75以上、
となっています。)

アクセス道路の0.87とは、1.0未満に該当し、その定義は、
「昼間の12時間を通して、道路が混雑することはなく
円滑に走行でき、渋滞やそれに伴う極端な遅れは
ほとんど生じない状態」となっています。

つまり、「渋滞はほとんど生じない状態」の道路を、
「慢性的な渋滞が発生」などと偽って
その必要性を強調している、ということになります。

ここに最大の問題があります。

2017年12月26日火曜日

都心アクセス道路1

札幌市は、創成川通の北3条から北34条の
約4キロの区間の構造を変える検討をしている。

 案① 高架にする構造 

概算費用 1㎞あたり140億円~180億円
案② 地下を掘る構造 

概算費用 1㎞あたり200億円~260億円
案③ 右折レーンを追加する交差点改良 

概算費用 1箇所あたり5億円~10億円

 
この3つの案を、国・道・市の3者による
「都心アクセス検討委員会」で検討し、
「市民の皆様に検討状況についてお知らせするとともに、
ご意見を伺う場を設けていく予定」であることが報道された。
 
具体的には、
1月28日(日)10:00~18:00 「地下街アピア 太陽の広場」
1月29日(月)10:00~18:00 「地下街アピア 太陽の広場」
1月31日(水)10:00~18:00 「北区民センター1階ロビー」
2月2日(金)10:00~18:00 「東区民センター1階ロビー」


ここにパネル展示などを行い、
質問や意見を受け付け、それが今後の検討の参考、とされる。
その意見を基に、
「都心アクセス強化への理解を深めるとともに、
出てきた意見を今後の検討の参考とするため」、
2月にワークショップを開催する予定。

ここまで、まずは直近の市の動きのみを書きました。

日本共産党市議団が、これまで議会で指摘してきたこと、
市の資料の欺瞞性などについて、
今後、書いていきます。