2017年7月26日水曜日

8月のオスプレイ訓練中止を


陸上自衛隊と米海兵隊が、
8月に北海道大演習場などで
MVオスプレイを含む共同訓練を実施する計画であることが
北海道新聞で報じられました。
日本共産党市議団は、726日、秋元市長に
「米海兵隊・自衛隊によるオスプレイ訓練の
中止を求める要請」を行いました。
北海道大演習場には豊平区の西岡演習場、
清田区の有明演習場が含まれます
2015年にはMVオスプレイが札幌に飛来し、
陸上自衛隊丘珠駐屯地での空港イベントに
参加したこともあります。

昨年12月に沖縄県名護市の浅瀬に墜落したオスプレイ。
垂直から斜め、水平へと向きを変えて
ヘリコプターのように離発着し、
上空では水平飛行ができる、という特徴ゆえに、
向きを変えると機体が不安定になるため
墜落などの事故を起こしやすい、という
構造的な欠陥があります。
わかっているだけでも、MVオスプレイは14回の事故を起こし、
30名以上の兵士や一般人が亡くなっています。


こんな危険なオスプレイを
札幌の上空を飛行させてはなりません。
いつ、どのルートを飛行するのか、
訓練の詳細が明らかにされないことも問題です。
まずは、札幌市が「オスプレイを飛行させない」という意思を
明確にすべきです。