2018年2月10日土曜日

ついに実現!精神障がい者運賃割引

地下鉄と市電の「障がい者運賃割引制度」の対象に
精神障がい者も加えることが、
ようやく実現することになりました。
共産党市議団は2012年から議会で取り上げてきました。
札幌市は当初、
「バス事業者と同時に実施するのが望ましい」と、
バスが割引を実施しないことを理由にしました。
障がい者のみなさんは、
「せめて地下鉄と市電だけでも実施してほしい」と、
市の先行実施を求めました。
すると市は、「保健福祉局で実施すべき」、
「交通局の所管だ」と担当局を押し付けあい、
ようやく交通局の範疇だと決まると、
「バスへの乗り継ぎ割引ができないことの理解を得ることに
課題がある」と
割引切符の販売方法の煩雑さを理由にしました。
共産党市議団は、

「どこに実施できない理由があるのか、
『切符販売でもいい』と当事者が言っている」と
直近でも取り上げ、
2月2日、市長が記者会見で
「2019年4月から実施する」と明言したのです。

精神障がい者のみなさんの粘り強い運動に頭が下がります。

とてもうれしく、心に残る「要求実現」のひとつになりました。